ヘブライ人
概要
古代オリエントでユダヤ教を確立した民族。
ヘブライ王国から分裂したイスラエル、ユダは滅びるものの「ユダヤ人」という名で民族文化は継承される。
まとめ→オリエント、オリエントと地中海世界
時代
前13世紀 出エジプト
前11世紀 ヘブライ王国
場所
詳細
セム語系の民族で、遊牧生活の後パレスチナに定住していました。
ヒクソスとともにエジプトに移り住んだものもいましたが、ヒクソスが撃退されるとエジプト新王国の圧政に苦しみます。
前13世紀に圧政から逃れるためモーセに率いられ脱出、この様子は「出エジプト記」として『旧約聖書』に描かれています。
この移動の間にヤハウェを唯一神とするユダヤ教をつくり、「ユダヤ人」と呼ばれるようになります。
統一国家はありませんでしたが、前12世紀の「海の民」の進出により指導者が必要とされ、前11世紀にヘブライ(イスラエル)王国がたちます。
2代の王ダヴィデとその子で3代の王ソロモンの時代が最盛で、ソロモンの死後に王国は北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂します。
イスラエル王国は8世紀にアッシリアのサルゴン2世に滅ぼされます。
ユダ王国は前6世紀に新バビロニアのネブガドネザル2世に征服されるバビロン捕囚の後、アケメネス朝のキュロス2世により解放されますが国家として独立することはありませんでした。
帰属
ダヴィデ像:Jörg Bittner Unna, CC BY 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by/3.0, via Wikimedia Commons
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