冷戦後の中東についてです。
パレスチナ問題を中心に多くの問題が残っています。
1989年〜

パレスチナでは、イスラエルが占領地を併合する姿勢をみせたため、パレスチナ解放機構(PLO)とアラブ人の抵抗が強まります。
1993年、イスラエルのラビン首相とパレスチナ解放機構のアラファト議長は解決を目指しクリントンを仲介として話し合いを進め、 パレスチナ人の暫定自治政府の樹立で合意します。

しかしラビン首相が急進派に暗殺されたことで、武力対決路線に立ち戻ってしまい、依然解決を見ないまま問題は残り続けています。
トルコ・イラン・イラクのクルド問題や、カシミール地方をめぐるインド・パキスタン間の対立など、民族問題を中心にさまざまな問題が残っています。
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