足利義満とは、室町幕府第3代将軍。
室町幕府の全盛期を築き上げた。
足利義満は幼い頃に父、義詮を失いました。
こうして義満は細川頼之に支えられ政治を行なっていきます。
父のいない義満にとって細川頼之は父代わりのような存在でした。
しかし康暦の政変により細川頼之が失脚し、義満は自立を迫られました。 当時将軍の部下である管領という役職が力をつけてきていました。 なので義満は管領の権力を弱化し、将軍の権力を強化していきます。
その後義満は着実に力を伸ばしていき、公家社会と武家社会の権力者となりました。 こうして義満は政変を起こして、自分の立場を揺るがす可能性がある有力守護の力を弱めていきます。 以下に政変の名前と力を弱められた守護大名の名前を掲載しておきます。
足利義満は守護大名抑制政策と並行して南朝との講和も進めていました。
長きに渡り争ってきた南朝と北朝の戦いはこうして終わりを迎えます。
これが南北朝合体です。
この出来事によって南北朝時代は終了し、れっきとした室町時代となるのです。
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