先体反応
先体反応とは
それはウニの受精のこと。
精子が卵を覆うゼリー層に到達すると、先体にある内容物を放出して、先端が伸びる。この一連の流れを「先体反応」という。
伸びたもの(先体突起)が卵の細胞膜に到達すると、受精となる。
流れ
①ゼリー層に到着。
②ゼリー層の物質に反応して、精子の先体の物質が放出される。この物質はゼリー層中の成分を分解して、精子が進みやすくしている。
③精子先端が伸び、先体突起を形成する。
④卵膜に到達し、細胞膜と融合する。
この時、卵細胞の細胞膜に「受精丘」という膨らみが生じる。
⑤核が卵内に移動する。
※「先体反応」は①~③の流れをさすことが多い!
タグ
# ゼリー層
# 先体
# 先体反応
# 先体突起
# 卵膜
# 受精
# 受精丘
# 精子