男性がつくることができる生殖細胞。
細胞質の多くを失った代わりに、運動性を獲得している。

見てわかるように細胞質がほとんどない。
その代わりに、盛んに動けるようになっているということである。
先体が卵のゼリー層に到達すると、中身が放出する。(=先体反応)


①始原生殖細胞が何度も体細胞分裂を起こす。
②休止していた細胞が精原細胞に分化し、体細胞分裂を繰り返して、その一部が一次精母細胞になる。
③減数分裂の第一分裂が進む。第一分裂が終わった細胞を、二次精母細胞という。
一次精母細胞から2つの二次精母細胞ができる。
④二次卵母細胞から減数分裂の第二分裂が進む。こうしてできた4つの細胞を、精細胞という。
⑤精細胞の形が変わり、精子になる。
子、母、その先祖「原」、そして全ての始まり「始原」という風に覚えておこう。
特に重要なのは、精母細胞のみ減数分裂を行うということ!!
なので、精母細胞以前は核相が2n(1種類当たり2本)、精母細胞以後はn(1種類当たり1本)である。
なお、形成過程は卵と比較できるようにしておこう!
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