辛亥革命
概要
清朝の終焉となる辛亥革命についてのお話です。
孫文の中国同盟会が中心となった運動が広がり、清側の袁世凱が裏切ったことがきっかけとなり皇帝が退位します。
時代
1912年
場所
詳細
義和団事件の後の中国では、科挙の廃止や憲法大綱の発表など、近代国家の建設にふみきります。(光緒新政)
中体西用と揶揄された洋務運動を踏まえた、抜本的な改革を目指しました。
しかし、国民負担の大きいこの政策は反発を招き、海外の華僑や留学生を中心に革命を起こそうとする運動が起きます。
その一つの組織である興中会を指導する 孫文 は、離散的だった各人を結集するため、東京で中国同盟会を組織し直します。
彼らは「民族、民衆、民生」の三民主義を掲げ、活動を行いました。
四川暴動をきっかけに武昌で反乱軍が蜂起し、孫文を臨時大総統とする 中華民国 の建国を宣言します。
清は 袁世凱 を起用して交渉に当たりますが、裏切りにあい、彼は中華民国の臨時大総統を引き継ぎます。
そしてついに1912年、宣統帝が退位したことで清朝は終わりを迎えました。
蜂起してから退位までの一連の流れを、辛亥革命と呼びます。
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