接線と弦のなす角の間に、次の関係が成り立つことを接弦定理という。
ちなみにも成り立つ。
正弦定理・余弦定理・接弦定理という弦三兄弟の末っ子(非公式)。
が鋭角の場合について考える。
直径 を引くと、 であるから、
また、 は直径であるから
と は弧 に対する円周角であるから
より
が直角、鈍角の場合についても同様に証明できる。
気づきにくい定理だが、 図形に接線が絡んでいる問題では、使えないか考えてみよう。
直角や鈍角の場合の証明について、気になる方は、古賀真輝さんの「接弦定理」の証明動画を参照。
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