スエズ運河
概要
エジプトにある、地中海と紅海を結ぶ運河。
フランスの支援により完成しますが、イギリスが株を買収、支配するようになります。
第二次中東戦争を経て国有化が達成されました。
流れ→エジプト独立
時代
1869年〜
場所
詳細
建設
1854年にレセップスがエジプト総督サイードに提案します。
スエズ運河会社が作られ、建設に当たり、フランスとエジプトが株主となります。
1869年に完成しました。
イギリス支配
75年にエジプトは財政難からスエズ運河株を売却、これをディズレーリ内閣のイギリスが購入し、内政干渉も強めます。
82年にイギリス支配に反対するウラービーの乱が起こるとこれを鎮圧、武力によりエジプトを占領します。
一次大戦が勃発すると、1914年にエジプトを保護国化し、スエズ運河の支配権も手にします。
1919年にワフド党を中心とした運動により独立を獲得したエジプトでしたが、運河周辺の軍隊は駐屯したままでした。
国有化
1952年にエジプト革命が起き、ナセルが大統領になると、アスワン=ハイダムの建設を開始、その費用を得るためという名目で、1956年にスエズ運河の国有化宣言がなされます。
しかしイギリスはこれに反発し、イギリス・フランス・イスラエルとの第二次中東戦争が勃発します。
国際世論を味方につけ国有化が認められました。
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