平安京
概要
平安京とは、桓武天皇が794年に定めた都。現在の京都にあたります。
詳細
奈良時代の終わり頃、桓武天皇という人物が天皇になりました。
桓武天皇は交通の便利な場所に都を移すことにしました。こうして784年に移された都が長岡京です。 しかし、工事責任者が暗殺される事件が起こったので、すぐに長岡京を捨てて新しい都を作りました。これが794年に移された平安京です。
構造
平安京は東西約4.5km、南北約5.2kmの都です。
北部中央には平安宮と呼ばれるエリアがあり、朝堂院や官庁、内裏がありました。
わかりやすいように現代に例えると「国会議事堂や総務省・外務省・財務省などの施設と皇居が京都にあった。」ということです。 つまりこの頃の首都は東京ではなく京都だったのですね。
平安京は東西南北で直角に道が交わるように作られました。 中央に朱雀大路が配置されており、平安宮から見て右側を右京、左側を左京と呼びます。
平安京は都の中に仏教勢力を入れませんでした。
奈良時代には仏教勢力が政治に口出ししてきて困ったので、平安京内部には寺を作らせなかったのです。
しかしその中でも例外が2つだけあります。東寺と西寺です。
語呂合わせ
- 鳴くよ(794) ウグイス 平安京
- 泣くよ(794) 坊さん 平安京
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