遠浅の海底に土砂が堆積し、海岸線が前進することで形成された平野。
細かい砂泥が堆積し、低平な土地が広がる。
千葉県の九十九里浜、宮崎県の宮崎平野が代表例。
海岸線に平行な浜堤が存在する。
浜堤とは、もともと沿岸州だったものが陸地化した微高地で、集落や畑が立地する。
浜堤の間には低地が広がり、主に水田として利用される。

①沿岸流によって運搬された砂が海底に堆積し、沿岸州ができる
②沿岸州と岸に囲まれた潟湖(ラグーン)に土砂が堆積する
③潟湖が埋め立てられ、陸地が拡大する
①~③が繰り返され、陸地が拡大していく。
沿岸州だった箇所は、陸地化した後浜堤となる。

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