ルートの中身が
が成り立つ。つまり、 ルートを外すときに絶対値がつくということがとても大事。これは、ルートの中身が文字の場合に特に重要になってくる。
なぜ絶対値を付けるかというと、
つまり、
としてしまうと、具体的に例えば
という式を書いていることになって、おかしい。これを、絶対値をつけることによって防いでいるイメージ。
絶対値を忘れると、どういうことが起こってしまうかについては、下の例で確認しよう。
【問】以下の方程式を解け。
【答】左辺を変形すると、
となるので、もともとの方程式は
と解ける。
【誤答例】以下の例は間違い!
これだと解が足りないので、間違っている。いや、認めたくない!という子は、実際に
上の例の方程式は、「気をつけてください」感がにじみ出ているので引っかかりにくいが、大問の途中でこの式変形が出てきた時に、とても忘れやすいポイントなので、気をつけよう。
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