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卓状地


定義

楯状地の上に地層が水平に堆積し、平原や台地になったもの。

成因

①古生代以降、陸地が沈降して浅い海底になる

②土砂が堆積する

③隆起し、地表で浸食を受ける

④①~③を繰り返す

地形

長年にわたる浸食を受け、平坦な構造平野が広がる。

構造平野とは、古い岩石の上に地層がほぼ水平に堆積し、浸食を受けて平坦になった地形。

構造平野には、ケスタメサビュートなどの特徴的な地形が見られることがある。

メサビュートは、硬い地層が浸食から取り残されてできた地形。

大きくテーブル状になっているものをメサ、小さく塔状になっているものをビュートと呼ぶ。

メサ ビュート.jpgちとにとせさんより)

また、河川による浸食を受け、深い峡谷を形成している場合もある。アメリカのグランドキャニオン(コロラド高原)が有名。

分布

卓状地 分布.jpgちとにとせさんより)

ヨーロッパ大陸部、ロシア、中央シベリアなどは有名。覚えてしまおう。

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