ゴルバチョフ
概要
冷戦末期のソ連の書記長。
冷戦の終結に向けて「新思考外交」を展開し、内部改革にも努めた。
流れ→ソ連解体
まとめ→ロシア
時代
1931年〜2022年
場所
詳細
ゴルバチョフ(ミハイル=ゴルバチョフ)は1985年、ブレジネフが亡くなったのちの安定しない政権の中でソ連の共産党書記長へと就任します。
チェルノブイリ原発事故などにより社会の抜本的改革の必要性を感じ、彼は、「ペレストロイカ(改革)」と「グラスノスチ(情報公開)」を推進、ソビエト連邦の経済や政治の近代化を図りました。
外交では「新思考外交」を掲げ、87年にはレーガンと中距離核戦力(INF)全廃条約を締結、88年にはアフガニスタンからの撤退に合意、東欧諸国の支配も弱めました。
89年にはベルリンの壁を解放し、冷戦の終結を宣言します。
また、中ソ対立の解決にも尽力し、国交の正常化を成し遂げました。
90年には複数政党制を導入、彼自身はソ連存続を目指しましたが、混乱により1991年にソビエト連邦は崩壊しました。
1990年にノーベル平和賞を受賞しており、ソ連崩壊後も平和活動家として活動を続けました。
タグ
# 1918
# 1989
# INF全廃条約
# グラスノスチ
# ゴルバチョフ
# ソ連
# ソ連の崩壊
# ソ連解体
# ノーベル賞
# ペレストロイカ
# レーガン
# 中距離核戦力全廃条約
# 新思考外交