長江に建設された、世界最大のダム。
ダム横には閘門式運河も建設され、水運にも貢献している。
などがある。
西部大開発の「西電東送」の一環として三峡ダムには発電所が併設され、一日当たり発電量は5億kwhにのぼり、中国の電力需要を支えている。
また、三峡ダムの上流側ではダム建設により水位が上昇、水深が深くなったことで重慶まで外洋船の航行が可能となり、水運が非常に容易になった。
長江は水位の変動が激しく、たびたび災害に悩まされていたが、三峡ダムの建設により水害が減少した。
などがある。
三峡ダムの建設に伴い、100万人以上の住民が退去させられたほか、白帝城をはじめ多くの遺跡が水没の危機にさらされた。
また、長江は土砂の運搬量が多い河川であり、ダム内には土砂の堆積が進んでいる。これに対し当局は土砂の浚渫・排出を行っており、問題は生じないとしている。
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