令和4年1月16日に行われた「大学入学共通テスト」本試験化学第2問問3の解説を行っています
内容
問題の解き方のみならず、誤答の検証、本番で解くのにかける時間など解説以外についても言及しています。
本問は平衡状態において正反応と逆反応の反応速度式が一致することを利用して、平衡時における生成物のモル濃度を求めさせる問題です。二次方程式が解ければできる平易な問題です。問題そのものは特段コメントはありませんが、この問題は反応速度式のモル濃度の次数と化学反応式の係数がマッチしているため、この2つに相関性があるように見えます。しかし、これらには相関性がないことには注意する必要があります。