そびえ立つ神殿ピラミッド、正確な暦、高度に発達した天文学――これほどまでに高い技術を持ちながら、なぜマヤ文明は盛衰をくり返したのでしょう? そのカギを握るシマシマの地層を探して穴を掘りまくった冒険の日々。やっと見つけた奇跡の地層! この地層には、古代のマヤ人が経験した干ばつや大雨の記録が刻み込まれているのです。
2020年3月、私たちの新たな冒険が幕を開けます。マヤのシマシマを手作業で掘り抜いて、マヤ文明の歴史を完全にカバーする地層を手に入れたい。そして、古代のマヤ人が経験した気候変動・異常気象のすべてを詳細に読み解きたい。そうすれば、文明衰退の謎に迫ることができるのです。
(北場 育子 立命館大学 古気候学研究センター 副センター長/准教授)
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■毒ヘビの湿原を越え、ワニのすみかを横切り、奇跡の地層にたどり着くまでの冒険記はこちら https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69179
■マヤのシマシマに隠されたヒントを、私たちと一緒に探しませんか?
講談社クラウドファンディング『マヤの遺跡に眠るシマシマの地層を掘り抜いて、文明衰退の謎に迫る!』 https://outreach.bluebacks.jp/project/home/13