#アンモニア #噴水実験 原理 #フェノールフタレイン 高校化学 エンジョイケミストリープラス
アンモニアの噴水を演示実験するとともに反応の原理について説明しています。
内容
中学校理科でもアンモニアの噴水実験はやる学校があります。よくアクティブラーニング授業で、なぜアンモニアの噴水が起きるのか?という問いかけに対して学生がさまざまな説明をする授業が多く存在します。中学生の間はそのようなスタイルでいいのですが、高等学校ではあまりに当たり前すぎて問題にすらなりません。
高等学校化学での扱いは無機化学の非金属元素で窒素の各論で扱われることが多く、窒素化合物の中の一物質としてアンモニアが紹介されます。中学生向けの動画は多く存在しますが、アンモニアの発生原理を説明するものはあまり存在しません。あと、アンモニアの実験室的製法では塩化アンモニウムに水酸化カルシウムを加えて加熱する方法が定番ですが、この実験では水酸化ナトリウムを使用しています。これは反応のきっかけとして水を加え、加熱を必要としないため簡便な方法でアンモニアを生成させることができます。高校生向けではありますが、中学生が視聴してもまったく問題ない内容です。