【化学・化学基礎】イオン化エネルギー・電子親和力・電気陰性度 総まとめ
10分20秒
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説明
https://youtu.be/ybdyW0TO3PA
↑過去作(28分間でこれらを解説しています)
①第一イオン化エネルギー
(1)定義:1molの【気体状の】原子を、1価の陽イオンにするのに必要なエネルギー
→気体状であるということは、動画では触れていませんが覚えておきましょう。実際、動画の中のNaも、実は気体状態を想定していて、気体状態のNaがNa⁺になるシチュエーションを考えています。
(2)エネルギーの高い順番
→【最外殻電子】が多いと、第一イオン化エネルギーは大きくなります。電子親和力も同様に、【価電子】の数と共に大きくなるので、皆さんは「第一イオン化エネルギーと電子親和力は、電子が多ければ高くなる」と覚えておきましょう。
(*ここでは、「最外殻電子」と「価電子」の言葉は使い分けておくべきです)
→覚え方は、「家電が多いとエネルギー多い。」(イオン化エネルギーも電子親和力もエネルギーですからね。両方とも、家電(価電子)が多いとエネルギー大きい。)
*また、【"原子半径"が大きい】と、「原子核と価電子の距離」が広がるので、価電子が原子核から受ける引力は小さくなります。よって、必要なイオン化エネルギーは小さくなりますので、例えばハロゲンのF,Cl,Br,Iはについては、エネルギーの高い順にF>Cl>Br>Iとなります(Iが一番原子半径が大きいので、第一イオン化エネルギー(必要なエネルギー)が小さい。)
②電子親和力
(1)定義:1molの気体状の原子が電子を受け取って、1価の陰イオンになる時に放出されるエネルギー
→こちらも、「気体状」となります
(2)エネルギーの高い順番
→基本は、上の第一イオン化エネルギーで軽く触れましたが、「価電子が多ければ、電子親和力大きい」となります。実は、文字通りこれが成立します。
実際、希ガスは18族で、最外殻電子は8個だけど、これらすべて反応に関与しないので、価電子は0個となります。ここで、皆さんの参考書等を確認していただければいいのですが、希ガスは電子親和力が0になっています(物によってはマイナスになってるかも)。なので、価電子最大(7個)のハロゲンが自ずと電子親和力も最大となるのです。
(参考)
第一イオン化エネルギーは、【最外殻電子】の増加に伴って大きくなります。なぜなら、希ガスの最外殻電子を1つ「ドカーン、Fly away!」させるのって結構大変なんですよ。希ガスはもともと安定なので、安定なものを不安定なものに変化させるためには膨大なエネルギーが必要です。自ずと、第一イオン化エネルギー(必要なエネルギー)は大きくならざるを得ません。
一方、電子親和力は、【価電子】の増加に伴って大きくなります。理由は②の(2)で述べた通りです。
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【お願い】
出来るだけクオリティの高い授業動画を"無料で"配信するにあたって、10分以上の動画につきましては動画の途中に広告を付けさせていただくことをお許しいただければと思います。タイミングが悪い等ありましたら、コメントしてください。
【授業動画の使い方】
学校や塾の授業、テスト、模試、自分で解いた問題でわからない所があったときに、必要に駆られて見ていただけると頭にすんなり入ってくると思います。
また、コメント欄にて勉強の相談も出来る限り乗りたいと思います。
授業のリクエストについても、
べんとう→英語・物理・化学・数学・古典・現代文・地理
ふきのとう→英語・日本史・古典・現代文・地理
を中心に受け付けております。
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お仕事のご依頼、お待ちしております。
こちらのメールアドレスまでお願いいたします。
daidai38342@gmail.com
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①第一イオン化エネルギー
(1)定義:1molの【気体状の】原子を、1価の陽イオンにするのに必要なエネルギー
→気体状であるということは、動画では触れていませんが覚えておきましょう。実際、動画の中のNaも、実は気体状態を想定していて、気体状態のNaがNa⁺になるシチュエーションを考えています。
(2)エネルギーの高い順番
→【最外殻電子】が多いと、第一イオン化エネルギーは大きくなります。電子親和力も同様に、【価電子】の数と共に大きくなるので、皆さんは「第一イオン化エネルギーと電子親和力は、電子が多ければ高くなる」と覚えておきましょう。
(*ここでは、「最外殻電子」と「価電子」の言葉は使い分けておくべきです)
→覚え方は、「家電が多いとエネルギー多い。」(イオン化エネルギーも電子親和力もエネルギーですからね。両方とも、家電(価電子)が多いとエネルギー大きい。)
*また、【"原子半径"が大きい】と、「原子核と価電子の距離」が広がるので、価電子が原子核から受ける引力は小さくなります。よって、必要なイオン化エネルギーは小さくなりますので、例えばハロゲンのF,Cl,Br,Iはについては、エネルギーの高い順にF>Cl>Br>Iとなります(Iが一番原子半径が大きいので、第一イオン化エネルギー(必要なエネルギー)が小さい。)
②電子親和力
(1)定義:1molの気体状の原子が電子を受け取って、1価の陰イオンになる時に放出されるエネルギー
→こちらも、「気体状」となります
(2)エネルギーの高い順番
→基本は、上の第一イオン化エネルギーで軽く触れましたが、「価電子が多ければ、電子親和力大きい」となります。実は、文字通りこれが成立します。
実際、希ガスは18族で、最外殻電子は8個だけど、これらすべて反応に関与しないので、価電子は0個となります。ここで、皆さんの参考書等を確認していただければいいのですが、希ガスは電子親和力が0になっています(物によってはマイナスになってるかも)。なので、価電子最大(7個)のハロゲンが自ずと電子親和力も最大となるのです。
(参考)
第一イオン化エネルギーは、【最外殻電子】の増加に伴って大きくなります。なぜなら、希ガスの最外殻電子を1つ「ドカーン、Fly away!」させるのって結構大変なんですよ。希ガスはもともと安定なので、安定なものを不安定なものに変化させるためには膨大なエネルギーが必要です。自ずと、第一イオン化エネルギー(必要なエネルギー)は大きくならざるを得ません。
一方、電子親和力は、【価電子】の増加に伴って大きくなります。理由は②の(2)で述べた通りです。
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また、コメント欄にて勉強の相談も出来る限り乗りたいと思います。
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