MARCH・関関同立レベル【私立大学受験合格メソッド~物理~】
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【物理の性質】
物理は全教科で一番「暗記量が非常に少なく、応用部分の割合が非常に多い」科目です。
その応用部分の多さ故に、出来る人、出来ない人がキレイに分かれる傾向があります。
理科の主要3教科である物理、化学、生物。
これらの暗記と応用の割合は「物理が2:8」「化学が6:4」「生物が10:0(9:1)」と言われるくらい物理の暗記量は少ないです。
がその言葉の裏には当然「応用部分がほとんどを占める」ということを表しています。
よって、公式を暗記しただけでは入試問題は絶対に解けません。
これが中学までの勉強とは違う点であり、出来不出来がハッキリと分かれることになる原因です。
高校受験までの勉強であれば、基本的には覚えたことを当てはめて解くような問題が主体であり、勉強もそのような形で進めれば得点することが出来ました。
が、物理という科目は「目の前の現象を式にする」という問題が主体であり、これは物理ならではの学習になります。
したがって、この学習に慣れるまでは全くと言っていいほど得点が伸びません。しかしひとたび慣れてしまえば、急に視界がパッと開けたような感覚になり面白いように解ける問題が出てきます。
ですが、むやみやたらに問題演習をしたりするだけではその感覚は手に入れることはできません。
それでは、その感覚が手に入るような勉強法を以下で述べさせて頂きます。
【物理の勉強法】
まず、物理の勉強法を述べる前に最終的にどういう実力が付けばいいかを考える必要があります。
物理のゴールとは「目の前の現象を説明できるようになること」。これに尽きます。
ニュートンが「木からリンゴが落ちたのを見て、運動方程式ma=Fを作り上げた」ように物理の式とは「現象を説明するための道具」にすぎません。
よく「式→現象」と勘違いをされている方がいますが、「現象→式」が真実です。
それ故に、物理の入試問題も基本的には「この現象を説明してくださいね」というのが聞かれる根底にあるものです。
すなわち、皆さんが目指すべきは「現象を説明できるようになること」。これを目標として掲げながら学習を進めていきましょう。
では、続けてその目的を達成するためにはどういう手順を踏めばいいのかということを考えます。
当然の話ですが、「現象を説明する」ためには
①目の前の現象をまず正確に把握する
②説明するためにどの物理量・式を用いるかを選択する
の2ステップを踏むことになります。
①に関しては、物理の問題演習量をこなしていくうちに自ずと身につくものです。
しかし②に関しては、むやみやたらに問題演習量をこなしても身につくものではありませんし、受験生の多くがつまずくのもこの②になります。
②の実力をつけるためには更に2ステップの段階が必要になります。
1.物理量・関係式をよく知ること
2.1.で蓄えた式を使いこなせるようにすること
この2ステップです。
まずは、1.が非常に大事なのですが、物理初学者は総じて「式の丸暗記」に走りがちです。
しかし、物理の式というのは先も説明したように「現象を説明するために登場した」ものです。それゆえ、ただただ式という字面だけの暗記ではなく、「どこからこの式が来たのか」「どういった時に使えて、どういった時は使えないのか」というところまで一つ一つの式を深堀りして理解しておく必要があります。
運動方程式ma=Fもただただ式を丸暗記せずに、「質量mの物体に加速度aが生じたのは力Fが原因である」という因果関係を表した式であり、ma=F,ma=F,…と唱えるようにして覚えるものではなく、言語として根底から理解して覚えるようにしましょう。
続いて2.でありますが、ただ物理量や関係式を知っただけでは使いこなせるようになっていません。
サッカーでもボールの上手い蹴り方のコツを理屈で分かったところで、実際に上手く蹴れるかどうかは別問題です。
(スポーツ医学者やトレーナーのほうが理屈を知っている場合が多いですが、実際に上手いのはやはりプレーヤーとなる選手側ですよね)
これは物理も(他科目でも)同じで、やはり押さえた式を実際に運用していく練習を積まなければ、使いこなせるようにはなりません。
よって、この段階では難問などに取り組む必要はないので、教科書レベルの問題集で構いませんので押さえた式をゴリゴリと使うような時間も必須となります。
この1.2.を押さえてようやく
②説明するためにどの物理量・式を用いるかを選択する
の土台が整います。
あとは、入試レベルの問題で「こういう状況ではこの式を使う」といったことも押さえれば、基本的には②の実力は申し分ないでしょう。
【物理のオススメ参考書と使用方法】
◎はメイン教材、〇はサブ(補助演習)教材
◎漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本
習熟期間:入門問題精講と並行して全部で3~4か月
使用法:1.式をよく知る。2.式を使いこなすために使います。本書で書かれている式などは、ただ字面だけを追うことはなく、数学以上に「どこから来たか」という原理を意識して読む必要があります。むしろそこがしっかりと出来ているかが非常に大事です。本書の中には問題演習も含まれていますが、充分とは言えないので同等レベルの「入門問題精講」でしっかりと2.式を使いこなす練習を積みましょう。
全体を何周もする形ではなく、単元ごとに「漆原→入門問題精講」という流れで1つ1つマスターしていきましょう。目安として、力学・電磁気は1か月ずつ。波動が3週間、原子・熱力学が2週間程度で終えるようにしましょう。
復習重要レベル:★★★
Amazon:http://amzn.to/2gagMP8(力学・熱力学編)
http://amzn.to/2gbZl0G(電磁気編)
http://amzn.to/2gbd343(波動・原子編)
〇物理(物理基礎・物理)入門問題精講 改訂版
習熟期間:上記と並行
使用法:上記と並行して使います。使用法は上に書いてある通りです。
復習重要レベル:★★☆
Amazon:http://amzn.to/2gcpwnQ
◎漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座 三訂版(大学受験Doシリーズ)
習熟期間:
使用法:本書は「問題状況(現象)に合わせた解法を選択する」実力を養うために使います。数学のように、「こういう日本語・現象であれば、この式」という風に解法パターンというのはある程度物理でも決まっています。(面から離れる瞬間→垂直抗力N=0のように)
本書では物理でも頻出の問題状況を扱い、徹底的にそのうち返し方を学びます。
全97題があるので、
復習重要レベル:★★☆
Amazon:http://amzn.to/2gbNUWM
〇物理(物理基礎・物理)基礎問題精講 三訂版
習熟期間:1~2か月
使用法:上記の明快解法講座が終われば、過去問に入っていただいて構いませんが、過去問で半分も得点できない場合は本書でもう少し問題演習を積んだ方がいいでしょう。しかし、すべての問題をやる必要はなく、全部で105題ありますが、必修基礎問が74題、実戦基礎問が31題に分かれています。
日東駒専・産近甲龍レベルであれば、必修基礎問の74題をマスターするようにしましょう。余力があれば、実戦基礎問に取り組んでも構いませんが、必修基礎問までをしっかりと押さえれば、合格点には達することができるはずです。
74題を3週間で1周終えることが目標で、すべて解けるようになるまで繰り返してください。
復習重要レベル:★☆☆
Amazon:http://amzn.to/2gb5Ctv
〇物理重要問題集ー物理基礎・物理 2017
習熟期間:2~3か月
使用法:MARCH・関関同立レベルに近い問題演習に取り組みます。全ての問題に取り組む必要はなく、A問題だけに焦点を当てて繰り返し解くようにしてください。
この問題集を完成させれば、大抵の大学に対応できる実力が付きます。非常に重要な段階なので、サクサクと進めずにじっくり考えながら取り組むようにしてください。
1~1.5か月で1周。2~3か月で完成させましょう。
復習重要レベル:★★☆
Amazon:http://amzn.to/2ydUcvQ
※復習重要レベルの説明
★★★:入試本番までずっと忘れないように反復し続けなければならない参考書
★★☆:忘れたことを思い出すために定期的に復習したほうがよい参考書
★☆☆:演習直後の復習をきちんとしたら、その後は何度も復習しなくてもよい参考書
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