#フェーリング反応 実験 反応式 やり方 #有機化学 #高校化学 エンジョイケミストリープラス
アルデヒドの還元反応の確認として有名なフェーリング反応について実験と解説をしています
内容
アルデヒドの還元反応の確認で有名なのがフェーリングA液とB液を混合して生成するフェーリング液の中にアルデヒド化合物を入れて穏やかに加熱し、酸化銅(Ⅰ)の赤色沈殿を生成させる「フェーリング反応」です。
A液は硫酸銅(Ⅱ)水溶液ですが、B液は酒石酸カリウムナトリウム+水酸化ナトリウム水溶液で、なぜ酒石酸塩が必要なのかを説明できる高校生はあまり多くありません。しかし、アルデヒドの還元性を確認し、赤色の酸化銅(Ⅰ)が生成するとだけ覚えてもあまり意味がありません。
なぜ、実験の直前にA液とB液を加えるのか、なぜ赤色沈殿が生成するのか、どうして入試に出やすいのか、みんなそれなりに理由があります。その理由について説明しています。