今回は遺伝の分野について動画を作りました!
遺伝の分野では独立、完全連鎖、連鎖と組換えの3つの違いを理解できていない
人が多いように思ったのでこの動画を作りました!
独立ではそれぞれの遺伝子が別々の染色体に載っているので、例えばAaBbの親であれば、作られる配偶子はAB:Ab:aB:ab=1:1:1:1になります。
(A,aの中から1つ、B,bの中から1つそれぞれ子に伝わるのでしたね?)
完全連鎖では、例えばAとB、aとbが連鎖しているとすると、作られる配偶子はAB:Ab:aB:ab=1:0:0:1になります。
(Aが伝われば同時にBが伝わり、aが伝われば同時にbが伝わるので、AbやaBはできません。)
連鎖と組換えでは、例えばAとB、aとbが連鎖しているとすると、作られる配偶子はABとabが基本で、組換えが起こるとAbやaBが作られます。よって作られる配偶子はAB:Ab:aB:ab=n:1:1:nとします。
(組換えによって生じる配偶子の方が少ないので、それを1とし、基本の配偶子をnとします。)
そうすると組換え価では
50%になるのが独立です。(実際は組換えを起こしていない)
0%になるのが完全連鎖です。(もちろん組換え0)
そして0%<x<50%になるのが連鎖と組換えとなります。