近年、予備校では授業でiPadに書き込む形でノートをとる生徒さんが増えてきています。iPadにテキストを読み込んでそこに書き込んで、画面を拡大するのも書いた字を消すのも、iPad内の膨大な資料から必要な教材や資料をワード検索して引っ張り出すことなどもできるらしく非常に便利そうです。僕はiPadを持っていないので詳しくはわからないですが、十数年前には存在しなかった新しい道具を効率よく使いこなしていく能力というのは本当に大事だと思います。自分の子供には小さいうちにそういう能力を優先して身につけてほしいと感じます。
よくアメリカではジョブ型雇用だとかって言われ、日本もそうなっていくと言う人が増えてますが、僕もそう思います。
アメリカでは、この能力がある人がほしいとなった場合、それができる人(資格を持っていたり、経験がある人)を雇うし、できないなら雇わない。雇っても、実際に会社側が望むレベルをできないなら解雇する。
それに対して、日本では、とりあえず雇ってその能力を身につけるように会社で育てていくか、もしくはその人でもできることをいろいろな部署に配属して見つけていく形が主流でした。日本は簡単にはクビにできないので、新卒一括採用、終身雇用だった頃は、何の技術も持たない新卒はそうやって育てていくしかありませんでした。新卒社員は基本誰もが専門的な技術を持たないので、学歴が重要視されていました。しかし、転職が当たり前、終身雇用は会社の寿命の面で不可能になり、日本もアメリカのようにジョブ型雇用に変わっていっている最中だと思います。転職する際に会社が見るのは学歴ではなく、その人は何ができるのか、つまり職歴です。
まとめに入ると、アメリカでは、何か専門的な技術を持っていないと雇ってもらうことすらできなく、日本もそうなってきています。つまり、大学生になってからの過ごし方が超超超重要だと僕は伝えたいです。
新卒で入る会社が最初の職歴になるので、学歴が、最初に入れる会社の選択肢を広げるという点で今現在、学歴は確かに重要だとは思います。だから高校生のうちはちゃんと勉強することが正解の一つですが、大学に入ってからは、自分が将来進む道の技術をネットを使って独自にガンガン専門性を極めることを強く勧めます。消費者ではなく、生産者の立場になるという意味でネットで何かを発信することも大事かもしれません。
仮に自分が進む道につながっていたとしても大学の授業だけを一生懸命受けて、身につけていくだけでは社会に出たとき、仕事がうまくいくかというと僕はうまくいくとは思いません。大学の授業で学べること以上のことをすでにネットでいくらでも学べます。大学に真面目に通っていただけでは、独自に学んで専門技術を身につけた人達に就活で、もしくは自営業として勝てるわけないです。医者などの実技や免許が伴うものは多少話が変わりますが。
大学の授業を受けるために大学に入ってはいけません。その4年か6年のうちに、その道のプロに勝る能力を身につけるための時間の使い方をしてほしいです。
一言でまとめると大学に入ってまで学問なんかやるな、ということです。やりたきゃ趣味でいくらでもできるしネットでいくらでも学べるし、もう今の時代、知識に価値はありません。これもネットがもたらした影響の1つです。
この授業で扱うレベルの数学を理解できる人なら尚更、数学の道に進まない方が遥かに稼げるはずです。