2006年に、ブルネイ、チリ、ニュージーランド、シンガポールの4カ国が関税を90%削減し、10年後にゼロにする「環太平洋戦略的経済連携協定(TPSEP)」を締結しました。
その後、アメリカ、日本、オーストラリアなどが加わり、「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」を目指して協議が進みましたが、アメリカが「アメリカ第一主義」を掲げて離脱しました。
アメリカ抜きで日本主導の「CPTPP(TPP11)」が成立し、11カ国が参加しました。
参加国間では関税削減だけでなく、公平な取引や労働環境の整備、電子化促進なども約束されています。
イギリスがEU離脱後にCPTPPに加盟し、さらに中国、台湾、ウクライナなども加盟を希望しています。
ただ、中国と一部の国の対立や台湾の動向が議論を呼んでいます。
一方、アメリカは中国への対抗策として、2022年に「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」を設立しました。
ミジンコでも理解できるように
分かりやすく解説します。
【BGM】
甘茶の音楽工房さんの「青い空を見ていた」と「MoonSpring」という
BGMを使わせていただいています。
本編
https://amachamusic.chagasi.com/music_aoisorawomiteita.html
エンディング
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