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金曜ロードショーで「耳をすませば」を観ました。初めて最後まで見たかもしれません。夢を追う二人の話、大人になってようやく理解できました。雫が書いた小説をおじいちゃんに読んでもらうのが、なぜあんなに苦しそうなのか、泣いているのかが今ならわかりました。
それを見ながら、早稲田アカデミーで働いていた頃の夏期合宿を思い出しました。まだ社会人になりたての頃、僕を雇ってくれた青葉校長に薦められ、早稲アカの夏期合宿に参加した最初の年、まだ若かった僕はその夏期合宿の授業アンケートで1位を取るべく命をかけていました。
しかし、40講座中9位とかで、合宿が終わって、後日に合宿に行った講師だけが参加する、ホテルを貸しきって行われたパーティーで自分の順位が分かり、パーティーどころではなく悔しくて涙が止まらず会場をすぐにあとにして、ひたすら青葉校長になぐさめてもらったことを思い出しました。
当時、これ以上どうすればもっと良い授業ができるのか、これ以上アンケートが良くなることが全く想像できませんでした。
「同じようにやってるつもりでも年月と共に絶対にアンケートは良くなるから。これ以上良くならないなんてことは無い」と何度も青葉校長に言われたのを覚えています。
当時、早稲アカの大学受験部の数学科のトップ講師には「アンケートの良し悪しは、授業以上に教室の生徒を含めた一体感で決まる」と言われた記憶も薄らあります。
その後、夏期合宿は結果として3回、3年連続参加して早稲アカは退職しました。3回目は40講座中アンケートでは2位まで登り詰めたので悔いはありません。同じように授業しているつもりでも、青葉校長の言うとおりアンケートは上がりました。夏期合宿に喜んで参加していたかというとそんな感じではなく、年に1回のアンケートという自分の通知表をもらうような感覚で奮い立たせて参加をしていた面が強いです。
今から振り返ってみると、アンケートはあくまで指標の一つであって、生徒と自分の授業の相性で決まるので、それが全てだとは思わないです。その授業に見合わない学力の生徒がいたり、アンケートをつける生徒の性格によって変動してしまうので。
ただ管理職の立場ならどの講師にその講座を担当してもらうか決める際には、アンケートより重要な指標は無いのも確かです。誰が授業を担当するかで、体験授業を受けた生徒がその塾・予備校に入塾するか、その講座を受講する生徒が増えるか減るかが決まってくるので。
今は他人がつけるアンケートより今の自分が納得する授業かどうかで判断しています。もちろん10年後の自分が、例えばこの重複組み合わせ①の授業を見たら「テンポが悪い」「余計な説明が多い」とか色々不満を漏らしそうですが、現時点では納得できるものしか編集・投稿しておりません。
そんなこんなで、僕がまだ駆け出しの頃、早稲アカで働いていたという話でした。