#オストワルト法 #濃硝酸 化学反応式 計算 覚え方 #まとめ式 無機化学 高校化学 エンジョイケミストリー
硝酸の工業的製法であるオストワルト法について説明しています
内容
オストワルト法は熱交換を行ったり、副生する一酸化窒素を再度酸化して硝酸にするなどエコな部分が見え隠れする工業的製法です。
簡単ではありますが、計算問題が絡むこともあり、アンモニアソーダ法と並んで無機化学では無視できない工業的製法です。
オストワルト法が入試でよく出る理由は、
①第1段階目の反応であるアンモニアと酸素の反応の係数が大きくなるため、出題しやすい(差がつきやすい)
②同じく第1段階目触媒が白金触媒で、これを問いやすい(差がつきやすい)
③計算問題でまとめ式を知らないと一酸化窒素の副生に拘って計算ができない受験生がワンサカ出てくる(差がつきやすい)
とこれだけでも入試によく出そうな臭いがプンプンします。
理解してしまえば決して難しいものではないのでマスターしましょう。