アプリ「okke」で効率よく学ぶ!

【高3から】京大合格体験記 part3


体験記
2024年1月3日

【高3から】京大合格体験記

どうも、フジです。
今回の記事は前回、前々回に続く part3 なので、part1 part2 の記事を先に読んでいただけると幸いです。

阪大志望でスタートした受験勉強

高校2年生の冬、彼はようやく受験を意識し始めるわけですが、彼の最初の志望校は大阪大学でした。模試の成績を見るに、彼にとっての大阪大学は、その時のペースをキープできれば合格できるかなくらいの志望校。

この時点で、センスやら才能やらではなく「やるべきことをそつなくこなしていれば」大阪大学のレベルに到達できるというのが伝わりますかね。ちなみに彼曰く「阪大は国数英で受験できて、かつ基本的な問題がほとんどなので、三教科の基礎がしっかりできていれば普通に受かるよ」とのことでした。

彼は高2の冬に志望校を阪大としましたが、とはいえ、勉強のやり方はここからしばらく今まで通り、課題と予習を丁寧に…って感じだったみたいです。

彼とは高2と高3の2年間で同じクラスだったので、彼がどんなスタンスで勉強していたのかは私もよく知っているのですが、ぶっちゃけ、貪欲に高みを目指そうという熱意溢れるタイプではなかったんですよね。確かに、とりあえず志望校を阪大にしてみたよというだけで、特にこれといって変わったことはしてなかったように思います。

高3の夏に京大を視野に入れる

彼が志望校を京大に変更したのは、高3の夏。

きっかけは、①(自称進学校として合格実績が欲しい)先生に受けなさいと言われた、②私の熱意ある勧誘があった、の2つらしいです。

①は自称進学校あるあるですね。より偏差値の高い大学を受験させようとしてくる自称進学校の悪しき慣習です。彼はそれの餌食となったというわけです。そして②は完全に私のエゴです。一緒に受験勉強を頑張りたかったので「やれば京大くらい受かるって!」としつこくしつこく誘い続けました(笑) 結果的に彼が合格に終われたから良かったものの、他人の人生を悪い方向に捻じ曲げかねない行為だったなと反省して…ます。

まあ、自分からじゃないあたりは、彼らしいなあと思いますね。学校の先生と私の囁きに感化されて「あれ?意外と京大行けるかも?」と思っちゃったところでようやく、志望校が京大になったみたいです。

いやあ、懐かしい思い出です。
高3の夏、ちょうど夏休み前に、志望校について話し合う担任の先生との二者面談があったんですよね。私は常日頃から「阪大いけそうなら京大目指すべきやろ!」と彼の洗脳を試みていたのですが、彼は頑なに首を縦に降らなかったんです。そんな彼が、二者面談から帰ってくるや否や「志望校、京大にしたで〜!」なんて笑顔で言うもんですから、もうあの瞬間は本当に大盛り上がりでした(笑)

夏以降は京大を意識しつつも基礎力強化に

志望校を京大に変えた高3の夏以降は、今まで通りの勉強に加えて、英単語帳や古文単語帳、世界史用語や青チャートの例題類題等の完成度を高める努力をするようになっただけとのことでした。

京大志望なので、当然京大の過去問をちょいちょい解いてはいたみたいですが、それ以外は基本的な内容のブラッシュアップが主だったようで。ここはやはり私と考え方は同じですね、結局大学受験というのは「いかに基礎を完璧に暗記できるか」なんです。前回の記事のまとめ部分で述べた通り、センスや地頭はあまり求められていないんですよね。

ここから先は、次のpart4で!

この記事の著者

profile-img
フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!