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【内職はすべき】自分の目標までの最短ルートを進もう part2 数学編


数学
2023年2月21日

内職はアリ?ナシ?

前回の記事に引き続き、今回は数学の内職事情について書いていこうと思います。
前回の記事はこちら

改めて言いますが、基本的には授業中の内職はアリでしょう。むしろするべきだと言っても過言ではありません。
しかし、それも時期や教科によって異なってくるので、私なりの見解を紹介します。

いつどんな内職をするべき?

私は地方の公立高校から現役で東京大学の文科2類に合格しているのですが、はっきり言って内職をしていなかったら合格できたかどうか分からないなぁと思ってしまうほどに、内職は重要だと思っています。

高校の授業は、当然ですが集団授業です。
少人数で行われる授業もあるかもしれませんが、それでも1対1というわけではありません。
集団授業のデメリットとして、無駄な時間が多いことが挙げられます。その授業の100%が自分の実力向上につながるとは限らないということです。授業中に内職を行うことで、このタイムロスを可能な限りなくすことができるというわけです。

特に国語、数学、英語はタイムロスが多かったように感じます。
前回は国語について触れたので、今回は数学についてとなっています。

数学

申し訳ないのですが、私は文系なので、ここからは文系数学に関して話していくことになります。
理系の方は前回の記事へ、あるいは次回の記事で触れる英語編をお楽しみに!

文系数学ですが、無駄な時間はかなり多いですよね。

高1・高2

高校1年生と高校2年生の間は、教科書を中心とした学習となってくると思います。

私の高校では、教科書の問題を予習として家で解いてきて、それを指名された生徒が黒板に書き、それをもとに先生が説明を加えていくというスタイルの授業でした。教科書のレベルがちょうど良い、あるいは志望する大学の求める水準が教科書レベルだといった方は、授業に真面目に取り組むべきかと思いますが、授業内容では満足しきれない方はぜひ内職をすることをお勧めします

まずは出題範囲の全ての単元を知るところから始めなければならないので、チャートなどの参考書を用いてわかる範囲で先取り学習を行うと良いでしょう。先取り学習を行うことによって、その授業を聞くべきか否かを判断しやすくなるからです。ここの単元は自力で理解できたな、という場合はその単元を学習する授業は聞く必要がなくなりますし、その逆も然りといった感じですね。

高3

文系数学は基本的に高校2年生までで全ての範囲を学習し終えるのではないかと思います。
従って、高校3年生の1年間の授業は、演習用のテキストを用いた学習になってくるでしょう。私の高校の授業は、単元別にさまざまな大学の過去問を寄せ集めたようなテキストを初めのページから解いていくというものでした。

この授業スタイルの良いところは、満遍なく復習していくことができるので、自分が苦手意識を持っていて、なかなか苦手克服のための策を講じれていないような部分に触れざるを得なくなるといった点でしょう。しかし、満遍なく復習していくことができるということは、つまり復習する必要のない単元、優先度の低い単元にまで時間を割かなくてはならなくなるということです。これでは非常に時間がもったいない。

まずは、自分の苦手と向き合うことから始めなければなりませんが、文系数学に関してはそれを克服するための時間がかなり与えられているのです。授業時間を有効活用して、苦手克服のための内職を心がけましょう。

ただし、授業のテキストには一切目を通さずに我が道をゆくというスタイルはあまりお勧めしません。自分が苦手な単元を把握し切っていると思っていても、漏れなく把握できているとは限らないからです。既に述べたとおり、せっかく満遍なく復習する機会を設けてもらっているのですから、問題に目を通して、解答までの道筋をイメージできるかどうかだけでもチェックしておきましょう。

次回は、英語の内職についてです。

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!