【地理】私の付箋の使い方 part3
私の付箋の使い方
どうも、フジです。
今回は、前々回と前回に引き続き、現役で東大に合格した私が、高校生の時にどう付箋(ふせん)を使っていたのかを紹介しようと思います。
こんな記事を書いといて言うのもどうかと思いますが、付箋の使い方に正解はありませんし、合う合わないで効果も変わってきますから、結局のところ自分で試行錯誤するのがベストなんですよね。なので、この記事はあくまで参考程度に!
地理はメモに
さて、今回は地理でどのように付箋を使っていたのかをお話ししましょう。ここまで、数学と英語における付箋の使い方を紹介してきていますが、この2教科では”印をつけておく”という類の使い方をしていました。しかし、地理では”メモをする”という使い方をしていたんです。
地理は暗記科目っちゃ暗記科目なんですが、英単語のように一対一対応で暗記をすれば点が取れるというわけではありません(地名などシンプルに覚えるだけのものもありますが)。きちんと理屈を理解することが大切です。東大志望で二次試験でも地理を使うとなると特にです。覚えなきゃいけないのは、シンプルな単語…ではなく理屈の方だというわけです。
となると、暗記すべきロジックは、きちんと把握できている状況に置いておかなければなりません。
ここで、付箋の登場です。
数学や英語では小さい付箋を使っていましたが、地理では少し大きめの紙でできた付箋を使います。これにメモをして貼り付けておくんです。
私が主に使用していたテキストは帝国書院の「地理の研究」という黄色いやつで、かなり詳しいことが掲載されています。複数のテキストを並べて見比べながら勉強するのは、非効率的なので、私は覚えなければならない理屈を全てこのテキスト上に集約しようと考えました。教科書や他の参考書、センター試験の過去問、東大、東大模試の過去問…出てきた理屈はすべてメモをして、「地理の研究」上のその単元のページに貼り付けました。
これは”テキストにラインマーカーを引くだけ”の数十倍も効率的でした。地理の勉強を始めたばかりで勉強方法を模索していた時期は、マーカーを引くだけでなんとかしようとしていたこともありましたが、付箋を使った勉強に出会ってからは、もうそれ一筋でしたね。
情報を一箇所に集約できることはもちろん大きなメリットです。他にも、”自分の言葉でまとめる”というステップがあるおかげで理解度も上がり、記憶にも残りやすくなる、マーカーよりも目立つ、というメリットもあります。
個人的にはおすすめの使い方なので、ぜひ参考にしてみてください。