on
「接している」イメージを思い浮かべよう!
基本は「ソファの上に」とか、「天井に」というような「接している」イメージですね。
on を「〜の上に」という意味で押さえている人も多いと思うけど、天井に止まっているハエのように、下から接していても on の出番です!とにかく接していれば on と押さえておきましょう。
そのほかの覚えとくといい表現!
on を使うのは、「物理的に」接している場合だけではありません!
気持ち的・感覚的・時間的にも、ピッタリ接していれば on が使えるのです。これでいろんな意味の on を整理できるのでオススメです。例えば on ではこんな意味を表せます。
日付や曜日
on は、「3月9日に」とか「火曜日に」とか、日付や曜日を指すときにも使われます。その日付や曜日と、行動がピッタリ接しているので on と相性がいいのです。
I left the hotel at 10 a.m. on August 20 in 2021.
(2021年の8月20日の午前10時にそのホテルを出ました)
※ 時刻は at、月・季節・年などは in なので合わせて押さえておきましょう。
テーマ・題材
テーマや題材についても、そこに集中・特化しているときには気持ちがピッタリ接しているので on を使います。
She is concentrating on piano practice.
(彼女はピアノの練習に集中している)
I wrote an essay on music.
(私は音楽についてのエッセーを書いた)
依存
何かに依存しているときも、気持ちがピッタリ接しているので on が使えます。
He relies on his parents for financial support.
(彼はお金の面の支援を両親に頼っている)
I went to the stadium on foot.
(徒歩でそのスタジアムへ行った)
※ 交通手段は by を使うのがメインですが、徒歩の場合は自分の足に頼っていると考えると on ですね。片足ずつ歩いていくので単数形の foot となります。
影響
何かに影響をもたらすときも、影響をもたらすものと影響をもたらされるものがピッタリ接しているので on です。
The report had a large impact on his research.
(そのレポートは、彼の研究に多大な影響をもたらした)
同時
この意味は長文読解で忘れやすいです!「〜するとすぐに(= as soon as)」と、2つの行為が時間的にピッタリ接しているときも on の出番です。
On arriving at the hotel, I called my girlfriend.
(ホテルに着くとすぐに、彼女に電話した)
前置詞のむずかしいところは、「イメージでは全てがおさえられない」ところ。ここで挙げたような基本のイメージを覚えたら、他の表現も関連付けて沢山暗記して、感覚を身に付けていこう!