小野妹子
概要
小野妹子とは飛鳥時代の人物。政治家。
詳細
小野妹子は飛鳥時代初期に活躍しました。
同年代を生きた人として、推古天皇や厩戸皇子(聖徳太子)がいます。
当時の日本は中国(隋)をお手本として国の制度を整えていましたので、小野妹子は隋に派遣されます。 現代の感覚では留学生のような感覚に近いです。
しかし隋の皇帝だった煬帝に対して
「日出処の天子 書を日没する処の天子に致す」
という手紙を渡したところ激怒されました
そのように隋の皇帝を怒らせるような内容だったので、隋からの返事はあまり良いものではなかったのです。 「このような返事を見せることはできない」そう考えた小野妹子は日本へと帰ってくる途中に返事の国書をわざと捨てて、「帰ってくる途中に百済人から国書を奪われた」と言い訳をしたと言われています。
この失敗により小野妹子は流刑になるところだったのですが「もし流刑にしたら国書をなくしたことが隋にバレる。そっちの方がやばいんじゃないか?」という話になって流刑は免れました。
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