ヴェルサイユ条約
解説
第一次世界大戦後、1919年のパリ講和会議で連合国とドイツとの間に結ばれた条約。
領土の割譲(1)や軍備制限(2)、高額な賠償金などが定められた。
アメリカは孤立政策により批准せず、連合国側の押し付けであったこの条約でドイツの不満は高まり、その後の不安定を引き起こした。
流れ→国際秩序の形成
まとめ→大戦まとめ
時代
1919年
場所
(1)領土
主に以下のことが定められた。
- 全植民地の国際連盟への引き渡し。
- アルザス・ロレーヌをフランスに、ポーランド回廊をポーランドに、その他諸地域をベルギー、デンマークに割譲
- ザール地方は国際連盟の管理下におき15年後に住民投票で帰属を決定する。
- ダンツィヒの国際管理
- シュレジェンなどの都市の所属は住民投票によって帰属を決定する。
(2)軍備
- 徴兵制の廃止、航空機・潜水艦の所有の禁止。
- ラインラントの非武装
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