アッシリアに続きオリエントを統一した王朝です。
アレクサンドロス大王により征服されました。
まとめ→オリエント

前6世紀半ば〜前330年
キュロス2世の興したアケメネス朝ペルシアは新バビロニアなどを吸収しながら徐々に領土を広げ、3代ダレイオス1世の時にオリエント統一を成し遂げます。
しかしギリシアとのペルシア戦争に破れ、前330年、アレキサンドロス大王によって征服されます。
ダレイオス1世は内政を整えました。
各州に知事(サトラップ)をおき、監察官「王の目」「王の耳」を巡回させて中央集権化を進めた他、「王の道」と呼ばれる要所を結んだ国道を作り駅伝制を整えるなどしました。
彼らはこの世を善の神「アフラ=マズダ」と悪の神「アーリマン」との対立と捉え、アヴェスターを教典とするゾロアスター教(拝火教)を信仰していました。
イラン人を中心とする国家でしたが、異民族にも寛容な政治を行い、キュロス1世は新バビロニアが都バビロンにヘブライ人を連行する「バビロン捕囚」からの「解放者」としても知られています。
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