正規分布
このように定めた確率変数
どんな正規分布であっても、
標準化によって標準正規分布に直して、確率を計算していく流れは、統計分野で信じられないくらいよく出てくるので、標準化の方法(期待値を引いて、標準偏差で割る) と、下で紹介する標準正規分布になる理由を確実に押さえておこう。
正規分布に従う確率変数に、
また、確率変数
※ これらは、正規分布の確率密度関数
を用いて示すことができるので、興味のある人は確認してみよう。とりあえずここではこれらの性質は認めることにする。
いま、確率変数
であるので、
※
と求められる。(よく、標準化するときの分母が標準偏差か分散かわからなくなるので、この証明ですぐに思い出せるようにしておこう!(分母を分散にすると、変換後の分散が
また、標準偏差は、定義より
である。
上で触れた通り、
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