ワルシャワ条約機構
ワルシャワ条約機構
ソビエト連邦が中心となって、ヨーロッパの東側諸国と結成した軍事同盟。略称はWTO。
冷戦終結・東欧革命に伴い解散し、現存しない。
ソビエト連邦の崩壊はワルシャワ条約機構の解散後なので、ソ連崩壊は無関係。論述等では注意。
機能
加盟国による集団安全保障が主な機能。この点でNATOに似ている。
詳しくは集団安全保障の項を参照。
歴史
NATOに対抗して結成された。
プラハの春ではデモ隊の鎮圧を行うなど、反共勢力の鎮圧に活躍した。
マルタ会談による冷戦終結で仮想敵が存在しなくなったこと、東欧革命で東欧諸国が民主化し共産主義陣営から離れたことが原因で、1991年に解散した。
加盟国
- ソビエト連邦
- ポーランド
- 東ドイツ
- チェコスロバキア
- ハンガリー
- ルーマニア
- ブルガリア
- アルバニア(68年脱退)
ヨーロッパにおける勢力図。赤がワルシャワ条約機構、青がNATO。
※サムネイル画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Warsaw_Pact_Logo.svg
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