概要
を で割った余りが等しいとき、 「 は を法として合同」といい、 とかく。これを合同式ともいう。
合同式というより と呼んだ方が、数学できる感は出せる気がする。
のとき,次の性質が成り立つ。
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(足し算)
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(引き算)
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(掛け算)
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(累乗)( は自然数)
例
で、 なので と求まる。
補足
- 大学入試において必ず必要な知識では無いが、知っておくと整数問題をスマートに解けることがある
- 上の性質の証明は、例えばヨビノリさんのこちらの の動画を参照
- 基本的には割り算はできないので注意
- 上の性質で式同士を計算するときは、 がそろっていることを忘れずに確認
- 例のとおり、 累乗の余りを調べるときに有効なことも多い