リボソーム
リボソームとは
リボソームは細胞小器官の一つで、タンパク質の合成を担当している。
リボソームには、小胞体にくっついているものと、細胞質基質中を浮遊しているものがある。
以下では、リボソームの構造と機能について解説します。
構造
リボソームの基本的な構造は、大きなリボソームサブユニットと、小さなリボソームサブユニットから成る。
それぞれのサブユニットは、rRNA(リボソームRNA)とタンパク質から形成されている。
機能
リボソームは、タンパク質の合成において中心的な役割を果たしている。
もう少し具体的に言うと、リボソームは細胞中のmRNAの情報を読み取り、アミノ酸を結合させてタンパク質を合成する。
この過程は、タンパク質合成の第二段階で「翻訳(ほんやく)」と呼ばれている。
(詳しくは「翻訳」の解説ページへ!)
タンパク質は、私たち生物にとって不可欠な物質だ。 よって、そんなタンパク質の合成を行うリボソームは、生命活動において重要な役割を持ち、細胞の機能や特性に大きく関与しているということができるだろう。
ちなみに
最近は教科書には載っていないが、実はリボソームは、原核細胞も真核細胞も共通して持つ細胞小器官なのだ!
もしかすると、今後もテストで問われることがあるかもしれないので、一応把握しておこう!
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