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大正時代


概要

大正時代とは大正の元号が使われていた1912年から1926年の約14年間の時代。

詳細

大正時代は短い時代なので、「いまいち何が起きたかわからない。」という人も多いと思います。 ざっくり言うと、国外では第一次世界大戦が起こり、国内では大正デモクラシーが起きました。

第一次世界大戦

まずは国外の話から始めましょう。 ある時、オーストリアの帝位継承者が「ボスニア・ヘルツェゴビナ」という国の首都「サラエボ」を訪問しました。 サラエボ.jpg この時に帝位継承者がセルビア人に暗殺されてしまいます。これをサラエボ事件といいます。 サラエボ事件.jpg この事件をきっかけにオーストリアとセルビアが戦争を開始。 画像1.jpg その戦争にたくさんの国が参加する形で、世界的な戦争が始まります。 画像2.jpg これが第一次世界大戦です。

日本もこの第一次世界大戦に参加しましたが、主戦場はヨーロッパなので遠すぎます。 なので日本はドイツを敵として、アジアにあったドイツの拠点を攻撃しました。

第一次世界大戦が起きている頃は、ヨーロッパ諸国が戦争に気を取られていましたので、日本はその隙をついて商品を大量に輸出したり、戦争で需要が高まった船を作って売ったりして好景気になります。 これが大戦景気です。 風刺画.jpg しかし、第一次世界大戦が終わると逆に不景気になります。 これが戦後恐慌です。 戦後恐慌.jpg

大正デモクラシー

さて国内に目を向けましょう。 第一次世界大戦や経済の変動の影響を受けて、国内では身分の低い人たちが「民衆が政治に参加できるようにするべきだ」と主張して、身分の高い人たちを批判する風潮が流行していました。 これを大正デモクラシーと言います。 1919TokyoStation.jpg 第一次世界大戦が大きな出来事なので、国内のことを忘れがちになってしまいますが、身分の低い人たちが身分の高い人たちを批判したというのがポイントです。

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