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名詞構文


名詞構文とは

そこまで気合いを入れて学ぶテーマでも無いのですが、動詞や形容詞を名詞にして、文で表したい内容を名詞句で表現したものを、名詞構文といいます。

色んなパターンがありますが、気をつけておくべきポイントは、英文和訳のときに名詞句として無理やり直訳するよりも、文として訳してしまった方が自然な訳になる、ということです!

逆に、英作文のときに名詞構文を使えると、英文らしい引き締まった細マッチョな文が書けるので是非マスターしておきましょう。

例で確認しますね。

色んな名詞構文

まずは簡単なものから。

We were surprised at the news of his success in sports.

太字の部分は、

He succeeded in sports.
(彼はスポーツで成功した)

という文で、動詞の succeed を名詞の success に変えて名詞句にして詰め込んだものです。なので訳としては、元の文章のまま訳すことを意識して、

「我々は、彼がスポーツで成功したという知らせに驚いた」

となります。

名詞句のまま直訳すると、

「我々は、彼のスポーツでの成功の知らせに驚いた」

となり、ちょっとだけ不自然ですよね。

ちなみに、同格のthat を使って、文のまま表すこともできます。

We were surprised at the news that he succeeded in sports.
(我々は、彼がスポーツで成功したという知らせに驚いた)

では少し難しくしますね。

The professor's discovery of a new formula encouraged researchers around the world.

太字の部分は、

The professor discovered a new formula.
(その教授は新しい公式を発見した)

という文について、動詞の discover を名詞の discovery に変えて名詞句にしたものです。なので訳としては、元の文章のまま訳すことを意識して、

「その教授が新しい公式を発見したことは、世界中の研究者を勇気づけた」

となります。

練習問題

では、下の文について、

  • どこに名詞構文が潜んでいるか
  • 名詞句になる前の元の文は何か
  • どう訳せば自然か

を考えてみてください。

The coach was angry at my absence from the club meeting.

【答】

まず、my absence from the club meeting のところが名詞構文になっていて、元の文は

I was absent from the club meeting.
(クラブミーティングを欠席した)

ですね。動詞だけではなく、形容詞も名詞構文にできます。

なので、この訳を使いつつ自然に訳すと、

「コーチは、私がクラブミーティングを欠席したことに怒っていた」

となります!

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