収束進化(収れん)
収束進化とは
系統の異なる生物が、環境に適応して進化した結果、似たような形態を持つようになること。
また、収束進化の結果、複数の生物が獲得した、機能や形態が同じような器官のことを、「相似器官」という。
収束進化の例
例えば、
- 昆虫の翅
- 鳥の羽
は、相似器官である。
これらは骨格こそ違うものの、
形態(見た目)や「空を飛ぶ」という用途は同じである。
鳥も幼虫も、生態的地位を空としたために、似たような空を飛ぶ器官が発達したというわけだ。
※あくまでたまたまその形質ができて受け継がれただけであり、イメージ図のように空を飛びたいという気持ちがあったわけではないので注意。
これこそが、収束進化なのである。
収束進化は、適応放散と比較して理解しておこう!
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