初期原腸胚の各領域が、発生が正常に進み、神経胚になったときにどの領域になるのか(=予定運命)を表した模式図のこと。
「予定運命図」ともいう。

神経胚になると、胚では表皮、神経管、体節、、などのいくつかの領域(=原基)に分かれる。(詳しくは、「カエルの発生」を見てね)
それらの各領域になる部分は、初期原腸胚の時にはどの辺にあるのか、示した図となっている。
この図を作成したのは、フォークトさん。
彼はどのようにして原基分布図をつくったのだろうか。
以下、実験手順である。

この手順を、胚の全領域で試した結果、原基分布図が完成したということである。
この実験方法を、「局所生体染色法」という。
ということでフォークトさんは、とっても地道に原基分布図をつくったのです。すごいわほんま。
原基分布図について、動画で学びたい人は「おうち生物 予定運命と決定」をチェック!!
関連動画