海岸段丘
海岸段丘
海岸線に沿って階段状の段丘が連なる地形。
河岸段丘に似た地形で、地形図での出題が稀に見られるため注意しよう。
地殻変動が活発な日本では、地震による隆起が頻繁に起こることから海岸段丘が各所に見られる。2024年元日に発生した能登半島地震でも、輪島で約4mの隆起が起こったことは記憶に新しい。
関東でも、千葉県などで関東大震災の際に隆起したことで海岸段丘が形成されている。
有名なのは高知県の室戸岬。
形成過程
①波による浸食を受け、海食崖が形成される。波は陸地を浸食し、崖がどんどん陸地側に後退していくほか、土砂が海底に堆積することで海食台(平坦な海底)が形成される。
②隆起により、海食台が陸上に現れ段丘面となる。
③①、②を繰り返す。
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