プレートテクトニクス
プレートテクトニクス
大陸運動を説明する学説の一つ。
地球表面は何枚かに分かれた岩盤(プレート)に分かれており、それが移動することで大陸の離合集散が起こるという理論。
基本的な考え方
まず、地球はドロドロに溶けた岩石の塊であると考えます。
そしてドロドロに溶けた岩石の上に、卵の殻みたいな薄ーい硬い岩盤(プレートと呼ばれる)が、何枚かに分かれてプカプカ浮かんでいるのです。
そして、殻の下のドロドロのマントルが対流することでプレートが移動し、大陸が移動したり山脈が形成されたりするのです。
プレートの移動
プレートが移動することによって、さまざまな地形が生み出されます。
プレートが広がる境界では海嶺、地溝帯。
プレートが狭まる境界では海溝、山脈、火山帯(島弧)。
プレートがずれる境界ではトランスフォーム断層など。
プレートの種類
プレートには、
- 海洋プレート
- 大陸プレート
の二種類があります。
それぞれ、厚みやプレートを構成する岩石の種類が異なり、海洋プレートの方が大陸プレートよりも密度が高く重くなっています。
各プレート
世界には大小さまざまなプレートがありますが、地理で覚えておくべきなのは、
- 北アメリカプレート
- 太平洋プレート
- ユーラシアプレート
- 南アメリカプレート
- フィリピン海プレート
- インド・オーストラリアプレート
- アラビアプレート
- アフリカプレート
くらいです。
まあ、そんなにしゃかりきに覚える必要はないです。勉強していればそのうち覚えるでしょう。
※下の図ではインドプレートとオーストラリアプレートが別々のものとして書かれていますが、一枚のプレートなのか二枚のプレートなのかは諸説あります。高校地理の教科書では一枚説を採用し「インド・オーストラリアプレート」としている場合が多いので、そちらで覚えておきましょう。
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