海嶺
海嶺(中央海嶺)
プレートの広がる境界に形成される、海底の大山脈。
マグマが噴出し、新しいプレートが作られている。
※海嶺とは海底の山脈一般を指す用語で、プレートの広がる境界である海嶺を特に大洋中央海嶺(中央海嶺)と呼んで区別するのが一般的だが、高校地理では中央海嶺のことを海嶺と呼んでいる。地学とは用語の使い方が異なるので注意。
仕組み
地球深部から上昇してきたマントルが地表付近でマグマとなり、海底に噴出する。
噴出したマグマで新たに作られたプレートは左右に広がっていく。
(ちとにとせさんより)
主な海嶺
- 大西洋中央海嶺
- 東太平洋海嶺
- インド洋中央海嶺
などが有名。
特に大西洋中央海嶺は大西洋を南北に貫く長大な海嶺で、アイスランドでは地表に露出している。そのためアイスランドでは火山活動が活発であるほか、ギャオと呼ばれる地面の裂け目がみられる。
アイスランドの火山。プレートの割れ目から溶岩が噴出している様子
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