位置情報がわかる技術。
全球測位衛星システムといい、人工衛星によって位置情報がわかる仕組みになっている。
このシステムを総称してGNSSといい、その中でもアメリカのサービスをGPSという。
地球の周りには測位衛星という人工衛星が100機以上もまわっており、位置情報をやりとりしている。
国ごとにさまざまなGNSSを展開しており、
などがある。
地球の周りを測位衛星という人工衛星が回っている。
測位衛星が衛星自身の位置情報を地上に送信し、地上の受信機が、衛星の位置情報から自分の位置を計算して割り出す。

カーナビや地図アプリは身近に感じられるだろう。
そのほかにも、GNSSは防災にも役立っている。
国土地理院は全国1300か所に電子基準点を設置し、GNSSを活用して数mm単位の地殻変動をリアルタイムで計測している。
これによって、火山噴火の予知、地震による地殻変動の測定などに役立てられている。
下の図では、日本のプレートが水平方向にどれだけ動いたかを示しており、2011年の東日本大震災で大きな変動があったことが読み取れる。
(国土地理院HP)
もっと知りたい方は国土地理院HPを参照。
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