中印国境紛争
中印国境紛争
中国とインドの国境紛争。
主に、カシミール地方とマクマホンライン周辺の二か所で起こった。
国境線はいまだに確定しておらず、この影響で今でもインドと中国は政治的にあまり仲が良いとはいえない(経済的な交流は活発だが)。
カシミール地方
1962年、中国がカシミール地方に侵攻して中印国境紛争が発生した。
結果、中国がアクサイチン地方を占領し、現在まで実効支配している。
また、1963年に中国とパキスタンが結んだ協定により、パキスタンの実効支配地域だった一部の地域が中国に割譲された。
マクマホンライン
かつてインドが英国の植民地だった時代、英国とチベットの間で取り決められた国境線。
インドはマクマホンラインは有効だと主張しているが、中国はこれを認めず、ヒマラヤ山脈南麓が国境線であると主張している。
現在、マクマホンラインは事実上の国境線として機能している。
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