東南アジア独立
概要
長らく植民地支配されてきた東南アジア諸国の独立についてです。
独立を達成した後も国内対立の続く国もありました。
時代
1945年〜
場所
詳細
帝国主義時代にさまざまな国に植民地化され、民族運動により独立の機運の高まっていた東南アジアは、大戦時に全て日本に占領されます。
民族運動、抗日運動を基礎に次々と独立します。
1946年、フィリピン共和国が独立を達成します。
インドネシア共和国は日本の前の宗主国、オランダに阻まれますが49年にスカルノを大統領として独立を達成します。
しかし65年の九・三〇事件を機に軍部政権となり、政権はスハルトへと移ります。
インドシナではベトナムの独立を巡り、冷戦も絡んだベトナム戦争が起こりました。
カンボジアは53年に独立を達成、シハヌークの下で中立政策を取りますが、親米右派とポル=ポト指揮する 赤色クメールなどの解放勢力との内戦が続きます。
75年に解放勢力が勝利を収め、民主カンプチア(民主カンボジア)をたてます。
ラオスは右派と左派の対立から内戦となり、75年に左派が勝利、ラオス人民民主共和国が成立します。
ビルマは48年、マレー半島も57年にイギリスから独立しました。
マラヤ連邦はシンガポールなどと合体しマレーシアが成立します。
その後シンガポールは独立、開発独裁により急成長を遂げることとなります。
内戦の続くベトナム、カンボジアの社会主義勢力に対抗して、また大国の介入に対抗して、東南アジア諸国連合(ASEAN)が結成され、自立性が高まっていきました。
関連単語
タグ
# ASEAN
# インドネシア
# カンボジア
# カンボジア内戦
# スカルノ
# スハルト
# フィリピン
# ポル=ポト
# ポルポト
# マラヤ連邦
# マレーシア
# ラオス
# 九・三〇事件
# 東南アジア
# 東南アジア独立
# 東南アジア諸国連合
# 民主カンプチア
# 赤色クメール
# 開発独裁