
中国東北~チベット・ミャンマー・タイに至る地域。
中国の主要民族である漢民族が含まれるため人口は非常に多いが、地理的広がりは大きくない。
(タイ族がシナ・チベット語族に含まれるかは諸説あるが、高校地理の教科書ではシナ・チベット語族に含まれると記載されているため、okkeではこの説を採用する)
起源は黄河流域であるとされていますが、まだ確定はしていません。
そのまま中国・チベットへ広がっていき、現在の漢民族・チベット族になったと考えられています。
他にも、南方に進出したものとしてタイ族、ビルマ族が挙げられます。ここを見落としがちなので注意しましょう。
タイ族・ビルマ族は、もともと中国南方に住んでいましたが、南下して現在のタイやミャンマーに定住したとされています。
世界史でも習うと思いますが、チャオプラヤ川流域にタイ人が初めて進出したのは13世紀、スコタイ朝の時代です。
また、ビルマ人がはじめて建てた王朝は11世紀のパガン朝で、これも世界史の範囲なのであわせて確認しておくと効果的です。
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