【高校古文】助動詞の意味の判別方法を伝授します

つべし・ぬべし にき・にけり、てき・てけり この辺をしっかり耳に残しておくことが重要です。 ノートを取るのがめんどくさい方は下のまとめを印刷して、ひたすら音読してください。 まとめ↓ -------------------------- ざり・けむ　　～しなかっただろう （ずの連用形）＋（過去推量のけむ） ざり・つ　　～しなかった （ずの連用形）＋（完了のつ） ざん・なり　　～ないようだ （「んなり」ときたら、推定と訳す） て・き て・けり に・き に・けり　→～してしまった （完了）＋（過去） て：つの連用形 に：ぬの連用形 つ・べし：きっと～だろう な・む：きっと～だろう （強意）＋（推量） ポイント 「つ」の意味 １．強意　きっと～ ２．完了　～た、　～てしまった 「ぬ」の意味 １．強意　きっと～ ２．完了　～た、　～てしまった に・けむ　～してしまったのだろう （完了）＋（過去推量） ぬ・なり　　～してしまったようだ（そうだ） （完了）（伝聞・推定） 【なりの識別】 終止形＋なり　→　なり＝推定、伝聞 連体形＋なり　→　なり＝断定、存在 ＊～んなり 　～んめり　→　推定 たらむ　　　～ているだろう、～ているような、～ただろう、～たような たり：完了、存続（「存続」は忘れやすいので意識的に覚える） む：推量、婉曲 たりけり：～していた（過去）、～た（過去）、～てあった（過去）、～していたのだった（詠嘆） 　けり：過去、詠嘆 たりつ 　つ：完了 たんなり 　んなり：推定、伝聞 　～ているようだ 　～たようだ　　　→推定 　～ているそうだ 　～たそうだ　　　→伝聞 ならむ　　～なのだろう 「断定」＋「推量」 なりけり　～であったのだ 「断定」＋「過去」 なんなり なんめり　→～であるようだ 「断定」＋「推定」 ＊「んなり」「んめり」は推定 ------------------------------- 【お願い】 出来るだけクオリティの高い授業動画を"無料で"配信するにあたって、10分以上の動画につきましては動画の途中に広告を付けさせていただくことをお許しいただければと思います。 【授業動画の使い方】 学校や塾の授業、テスト、模試、自分で解いた問題でわからない所があったときに、必要に駆られて見ていただけると頭にすんなり入ってくると思います。 また、コメント欄にて勉強の相談も出来る限り乗りたいと思います。 授業のリクエストについても、英語・物理・化学・日本史・国語（日本史・国語はふきのとう先生）を中心に受け付けております。時折忘れることもありますので、催促もOKです。