パレスチナでは、ユダヤ人とアラブ人が土地をめぐってずっと対立しています。
国連は土地を分ける案を出し、ユダヤ人はイスラエルという国を建てましたが、元々住んでいたアラブ人(パレスチナ人)は反発しました。
周辺のアラブ諸国はイスラエルを攻撃しましたが、イスラエルが勝利しました。
その後も戦いは続き、国を持てないパレスチナ人はPLOを結成して抵抗します。
仲介したノルウェーの支援で、イスラエルとPLOは「オスロ合意」を結び、互いを正式に認め合いました。
パレスチナ人はガザ地区(ハマス)とヨルダン川西岸地区(ファタハ)に分かれて暮らしていますが、実際の支配権は依然としてイスラエルが強く握っています。
2023年、ハマスはイスラエルに大規模攻撃を行い、イスラエル側に多数の死者と人質を出しました。
イスラエルは報復としてガザを激しく攻撃し、多数の民間人が死亡、街の8割が破壊されました。
食料支援も妨げられ、国連はイスラエルによる「ジェノサイド(大量虐殺)」を非難しています。
また、西岸地区ではイスラエル人の違法な入植が進み、パレスチナ国家の樹立が難しくなっています。
最近になって、国連加盟国の多く(193か国中157か国)はパレスチナを国家として認めますが、アメリカ・日本・ドイツ・イタリアなどは反対しています。
ミジンコでも理解できるように
分かりやすく解説します。
【BGM】
甘茶の音楽工房さんの「青い空を見ていた」と「MoonSpring」という
BGMを使わせていただいています。
本編
https://amachamusic.chagasi.com/music_aoisorawomiteita.html
エンディング
https://amachamusic.chagasi.com/music_moonspring.html