今回はRh式血液型に関する解説動画を作成しました!
血液型不適合(Rh式血液型)
・第1子出産時、胎盤出血や分娩時の処理により胎児の赤血球がD抗原とともに母体に流入
→母体内で抗D抗体(IgG)が産生され、免疫記憶される。(感作の頻度は12%)
→第2子出産時免疫グロブリンは胎盤を通過できるため、母体の抗D抗体(IgG)が胎児の体内に入る。
→抗D抗体(IgG)が胎児の赤血球に結合し、胎児の溶血が起こり、貧血となる。(溶血性貧血)また、溶血の結果、ヘモグロビンの代謝産物であるビリルビンが過剰に産生されると、黄疸になる。
→防止するためにはRh+型の子を出産した直後に母体にRh抗体を投与することがある。投与されたRh抗体は母体中のD抗原に結合し,胎児由来のRh+型赤血球は食細胞により排除される。